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黒瀬モーターサイクル
東広島市黒瀬町のバイク屋日記
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ゼノア G260PUH ボアアップキット
1年位前にボアアップキットを組んだお客様から、再度依頼が有りました
以前組んだエンジンも快調に動いているとのお手紙を頂き、大変嬉しく思います
ありがとうございました

今回は新品のエンジンとボアアップキットとコーティングピストンを組んで下さいとの事です
急がれるとの事なので早速作業します

一気にばらします

2014_0513_092833-P5130001.jpg

クランクの振れを見ます

2014_0513_093030-P5130004.jpg

左0.04 右0.03の振れを0.01に修正

ボアアップでピストン周りが重くなるのでクランクシャフトのコンロッド大端辺を削って帳尻を合わせます
コンロッド大端部に削り粉が入らないようにビニールテープでグルグル巻きにして重さを測ります

2014_0513_093452-P5130007.jpg

約1gを目安に削ります

2014_0513_094303-P5130010.jpg

もう一度ずれていないか確認します

2014_0513_095219-P5130011.jpg

OKですので、クランクケースの修正をします

鋳造のままで接地面がギザギザなので、平面に直します

2014_0513_095710-P5130014.jpg

余り削るとクランクシャフトが入らなくなるので、全体の三分の一が綺麗になったらやめます
写真は無いですが、反対側のケースも同じ様にします

それとこちら側も忘れずにやります

2014_0513_095809-P5130015.jpg

ぴったりとプレートに付ける事で強度と、ケースの割れを防止します

もう一つ割れる原因のこちらも加工します

ここが広いので

2014_0513_100055-P5130018.jpg

削ります

2014_0513_100719-P5130022.jpg

ケースを組み立てます

2014_0513_101341-P5130023.jpg

ここで問題が発生しました
クランクシャフトのスラスト方向の遊びが無いのです
オイルシールが新品で、こなれてないので解りずらいのは仕方が無いのですが、にしても手に感じられない
ケースの合わせを削り過ぎたかとも思いましたが、よくよく調べるとクランクベアリングがきちんと打ちこまれていませんでした

2014_0513_104516-P5130030.jpg

左右のベアリングをコンコンと打ちこんでからケースを組むと、適度な遊ぶが出て来ました
トルクレンチでボルトを均等に締めて、ケースを平行に取り付けましたら次の行程に行きます

次はボアアップキットを組みますが、もう一点きちんとケースが組まれたか確認します
ボアアップキットのシリンダーを仮置きしてケースの歪みを見ます

2014_0513_105044-P5130031.jpg

ぴったりと隙間が無ければOKです
ケースが真っすぐ組まれています

ピストンを組みますが、その前にリングにひと手間加えます
リングの内面にバリが出ています
これが有るとピストンリング溝にぴったりと当たらず圧縮が若干漏れます

2014_0513_105726-P5130038.jpg

ノコ歯の裏で少し光沢が出る位軽くバリを落とします
やらなくてもそのうちにピストン側が削れて、ぴったりと付くように成りますが、尖っているとどんどん削りますのでピストンリング溝が広くなります

2014_0513_110658-P5130040.jpg

ピストンピンは軽い260用です

後はどんどん組んで行きます
詳しくは昔記事にしていますのでそちらを参考にして下さいませ

2014_0513_113908-P5130043.jpg

出来ました

すぐに送り返しましたので、到着までもう暫くお待ち下さいませ


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